鎌倉の三雲禅堂で参禅するには、三宝禅に入会していただくことが前提となります。 以下のページより、入会申し込みができます。
https://sanbo-zen-international.org/new-member/
【Translation】
電車で
横須賀線鎌倉駅西口を出てそのまま西へ徒歩で20分程、あるいは東口を出てすぐのバス停車場からバスに乗り5分ほどで着く「長谷東町」というバス停で下車、澄んだ声で鶯が「ホーホケキョ」と鳴く中を更に5分ほど歩いた閑静な住宅地の中に三雲禅堂はあります。初めて訪れる人にはとても見つけにくい入り組んだ路地の奥に、全く場違いな印象で突然禅堂の表門が現れます。まるで住宅地の中に密かに紛れ込み、心から自己を究明する貴方を長い間じっと待ってくれていた、そう語りかけてくるような佇まいの小さな禅堂です。
禅堂の玄関まで来ると、坐禅会開催中であれば門の横に「三雲禅堂」と書かれた大きな木製の表札に出会います。この看板は禅堂の長い歴史と共に、ここで参禅修行を重ねてこられた多くの修行者達の汗が沁み込んでいます。
ここまで来れば躊躇なく門扉を開き中に進んで下さい。その瞬間からあなたの坐禅修行は始まっています。
『誰にもわかる坐禅の手引き -総参の話-』
安谷白雲著
三宝禅の創設者である安谷白雲老師が原田祖岳老師から伝えられた話を元に語られた内容を録音し、それを筆記したものを白雲老師が推敲され出来上がった、新しく参禅する者には必読の書です。三雲禅堂でも入手可能ですので、是非禅堂の先輩にお尋ねになり入手される事をお勧めします。
目次
総参第一回のお話
お釈迦様が悟りを開かれた歴史上の事実について等
総参第二回のお話
出息観、面壁、場所と明暗等
総参第三回のお話
入息観、坐禅の種類(凡夫禅、外道禅、小乗禅、大乗禅、最上乗禅)について
総参第四回のお話
随息観、魔境について
総参第五回のお話
只管打坐、独参について
総参第六回のお話
志の深浅